住宅構造の違いが家賃の差となって表れる

賃貸物件を探していると、「おしゃれで築浅なのに手頃な家賃の物件」や、「築年数が経っているのに家賃が高い物件」などに出会います。これらの違いはどこにあるのでしょうか。実は、それらは住宅構造の違いによって家賃の差が生まれているのです。

一般的な住宅構造としては、①木造②鉄骨造(S造)③鉄筋コンクリート造(RC造)④鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)があります。それぞれに使用されている材質や建築コストを踏まえた上で、家賃価格が算出されています。

例えば、建築コストが安くて工期も短い木造住宅は、家賃が比較的に安く設定されています。一方で、RC造やSRC造は、鉄骨にコンクリートを組み合わせるなど工賃も高く、建物の耐久性も高いため、家賃が高い傾向にあります。

RC造やSRC造が、全てにおいて木造に勝っているわけではない理由

木造住宅と聞くと、「燃えやすい」というイメージを抱くかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。木は芯まで燃えるのに時間がかかるため、建物が倒壊しにくいという面があります。一方で、鉄骨やコンクリート造は、強い熱に長時間さらされると一気に崩壊してしまうという特徴があります。

しかしながら、「遮音性」においてはRC造やSRC造の方が高い点は間違いないでしょう。S造の遮音性はRC造やSRC造に比べて少し劣るといわれています。

「耐震性」や「耐火性」においては、近年の建築基準を満たしている物件であれば木造もその他もほとんどが問題ないと考えられます。

賃貸物件を選ぶ際には、「遮音性」、「利便性」、「日中の室内環境」など様々な条件を踏まえた上で選択します。その際に、住宅構造の知識を取り入れておけば、割安な物件や好条件の物件を探し出すことが出来るようになるでしょう。